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新潟県

新潟県の魅力

渡辺酒造店 ~新潟県糸魚川市~

ドメーヌスタイル -Domaine Style

テロワールを語れる日本酒を造る
ヴィンテージを語れる日本酒を造る

日本酒の本質的な価値は、原料米の生産から酒造りまで、酒蔵のある土地で手がけることにある。
根知谷の水と米で日本酒を造り、根知谷とともに生きてゆく。それが私たちの生き方です。
明治元年(1868年)に初代渡辺平十郎が現在地で酒造業を始める。第二次大戦時に陸軍で出征した4代目の渡辺清造を若くして失い、大きな痛手となったが、家族の奮闘でしのぎ、現在に至る。現代表の渡辺吉樹は6代目。
平成13年(2001年)を最後に杜氏制度を廃止して、社員による酒造体制に移行する。平成15年度(2003年)から米作りに着手し、自社栽培による原料米生産を本格的に展開し、平成24年には農業生産法人株式会社根知ライスファームを設立する。

酒造りから始まった米作り。それは土地作り、人作りにつながっていく。
根知谷のような中山間地の稲作農家は、平地に比べると営農効率がどうしても低くなるため採算が合わず、それに伴う後継者不足、高齢化は深刻な状況にあります。離農により一度耕作放棄されると田んぼの地力は瞬く間に劣化します。先人たちが開いてきた田んぼは、根知谷の共有財産。棚田が足元に広がる美しい景観を次世代に残していくのは、この土地で酒を造るものとして当然の責務と考えています
酒造りを起点として、米作りにも関わる。米作りのために、棚田の維持管理に努め、そのために必要な労力も確保する。そしてさらに、耕作・収穫に続く醸造にも一貫して関われる人材を育成していく。私たちのNechiがブランドとして認知されることは、それを育んだ根知谷のテロワールが広く認められるということです。私たちの試みが地域振興の成功例となることを目指して、人作りにも積極的に取り組んでまいります。

逸見酒造 ~新潟県佐渡市~

杜氏と蔵人が力を合わせて共同でのぞむのが逸見酒造の酒造り。
 蔵人一人ひとりが自分の役割を淡々とこなし、一つの味へと照準を合わせていく。 「佐渡の地酒・逸見酒造の酒」と自信をもって言える酒を造ることが、私たちの原点です。
明治維新。初代が酒造りを始めたのは自由な空気に満ちたそんな時代でした。順徳上皇真野御陵を命名の由来に持つ「真陵(現・真稜)」と共に、佐渡における酒造文化を担うものと自負しています。その想いと技は、現四代目逸見至康(へんみよしやす)、現在、杜氏を担っている五代目長男明正に受け継がれています。
守ること。挑戦すること。佐渡で一番小さな蔵元です。仕込み量も一回に人の目が届く量しか仕込みません。ただ、機械化も否定はしませんし、それがいいと思えば取り入れます。それでも、米を蒸しその蒸し米に麹を加えてからは、手作業で五感を研ぎ澄ませて向き合います。時代が変わってもここは変えるわけにはいきません。いい酒に出会ったと思って頂けるよう丁寧に作り続けてきました。その上で新しい試みに挑戦するのがうちのやり方です。
佐渡の自然から、大地の恵みを受けて酒造りが始まる。遠浅の海だったこの一帯は地下に貝殻層が堆積しています。そこから濾過された水は一般に多い軟水に比べてやや野性味があり、中硬水の水質は宮水に近いと言われています。
目ざした味そのままで届く「素顔の美酒」 逸見の酒には色があると言われます。たしかに淡麗辛口が好まれる傾向の中では異色かもしれません。もともと、出来上がったばかりの日本酒には、黄みがかった色が付いています。一般的にはその色を整えるために活性炭で濾過する工程が加わります。無色透明に近いほど炭の使用量が多いことになります。ただ、同時に香りや味も抜けてしまいます。
つまり加工すればするほど本来の姿から遠ざかります。うちでは一部の大吟醸や純米吟醸には、炭は使っておりません。また、活性炭を使う場合も少量にとどめ、イメージした味、出来上がりをそのままお出ししています。「素顔」と言うのはそういうことです。

至 純米酒 720ml

¥1,425
(完売)
(税込)

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